検品カメラ
【説明】
商品の自動撮影に特化したカメラです。
カメラの指定したフレーム内に入ったものをとらえ自動で撮影します
青フレーム内の画像を解析し赤(緑)枠の範囲で撮像を作成します
【操作方法】
■基本操作
1.iPhone(ipad)を固定しワークを置かない状態で「基本色登録」をクリックすると左上のColorDiffereneceが0に近い数値になります。
2.この数値と左上枠内の各色の色をカウントした合計の差分が「ColorDifferenece」です。
(ワークを置かない状態で数値が大幅に(200以上)変わるのは光による明るさが変化しているため光が入らないようにしたほうがいいかと思います。)
3.次にワークを青枠内に置きます。
「ColorDifferenece」の値を
色変化最大値(デフォルト1300)と最小値(デフォルト800)に収まる形で設定します。
(あまり数値が変化しないようであれば基本色登録時の背景を別のものに変更していただくか光を当てることで数値が変わる可能性があります。)
4.「自動撮影」ボタンクリックで撮影がはじまります。
■設定
・画面を触れると中央にオートフォーカスでピントを合わせ、CONFIG・選択設定などが表示されます。
◆撮影間隔 自動撮影の間隔です。この間は撮影をおこないません。
◆SS シャッタースピードです。 被写体ブレなどが起きる場合は数値を上げてください。
ただし上げることで画面が暗くなるためISOの数値をあげてください。もしくは外部のライトをつけることで改善されます80-150程度がお勧めです
◆ISO 撮影感度になります。数値を上げると明るくなりますが、ノイズが増えます。100前後がお勧めです。
◆撮影待機 色差分で判定した時間から撮影するまでの間に待機時間を入れます。ワークが枠内に収まらずに撮影されるときなどに利用します。
【利用シーン】
ベルトコンベアで流れてくる商品を自動で認識して撮影
来訪者・ペットなどの動態検知
【仕組】
登録した色情報から画面に写った色情報の差分を検出し閾値を超えると撮影を行います
色情報が近い場合撮影はできません。
【設定方法】
http://iphoneのIPアドレス
PCなどインターネットブラウザよりアクセス
【設定・機能】
撮影間隔タイマー(背景色の変化後撮影し、1~120秒間後に撮影を行います)
背景色の登録(ベルトコンベアなど背景の色を指定します(ボタン登録)
対象ワークの閾値の設定(背景色との色情報の差分の上下閾値を設定します。この範囲の時にだけ撮影フラグが立ちます)
自動撮影開始ボタン(自動撮影開始になります)
シャッタースピード調整(最大 1/8000秒のシャッタスピード設定が可能です。ただし暗くなるため別途照明を利用するかISO感度を上げるなどして対応が必要になる場合があります)
ISO調整(感度をあげると暗いところの撮影も可能ですが画質にノイズが増えるます。)
ライトON
撮影範囲の移動
FTPデータ閲覧(iPhoneでFTPサーバを起動します。データを閲覧削除はFTPにて行います)
上記の操作は基本すべてiPhoneへ別のPCなどからWEBブラウザで接続して行います。(iPhoneがWebサーバになっております)
判定に対しての撮影タイムラグを設定可能(v1.2-)
WEBにて手動撮影ボタンの追加(v1.2-)
赤・青・緑・黄の色判定基準に白を追加(v1.2-)
ファイルをbase64 jsonにてアップロード(V1.4-)要サーバ
撮影時の自動アップロード(v1.4-)
手動撮影(v1.6-)
色読み取り位置変更可能(WEBのみ)(v1.7-)
【データ参照】
1.PHOTOボタンにて撮影画像のリストおよび削除が行えます
2.撮影した画像は別途PCを用意いただきFTPクライアントにて閲覧・削除が可能です。(iPhoneがFTPサーバになります)
*カメラロールには保存されません
【制限】
FTPサーバの利用時に広告が入ります
ファイルの削除はFTPもしくはiTunesから行う必要があります
【FAQ】
Q.閾値のバランスが難しい
A.背景とワークの色情報の差分を広げる
1.色の閾値が狭すぎる場合は撮影範囲を広げることで余裕を持たせることができます。
2.もしくはワークとの撮影距離を離してください。
3.可能であれば背景色を変えることもご検討ください
【注意事項】
・動画の撮影は行われません
・撮影を保証するアプリケーションではございません
【ファイルのアップロード】
CONFIGで、アプリのPHOTO中にあるupload.phpをPHPが利用できるサーバへ展開し、アプリの下記設定を行います。
URL
http://192.168.10.1/upload.php
IMAGE:file
また、upload.php内でのkey1にkey3 下行にsampleと値を入力するとサーバ応答時にその値が返ってきます
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