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micomiaは、人間にとって自然なシステムを目指し、電卓をリデザインしました。
私たちはこれまで、長い時間をかけて電卓の使い方に慣れてきました。
数字を入力し、演算記号を選び、計算したい内容を数式へ置き換える。
今では多くの人が、それをほとんど意識することなく行えます。
しかし、改めて考えると、私たちは電卓を使うたびに、自分の考えを計算機が理解できる形へ翻訳しています。
たとえば、
「14人に3,000円ずつ渡すには、全部でいくら必要だろう」
と考えたとします。
しかし一般的な電卓を使うためには、一度、
「3,000 × 14」
という計算式へ翻訳し、それを電卓へ入力する必要があります。
「10万円の20%引きはいくらだろう」
と考えた場合も同じです。
人はまず、
「20%引きなら残りは80%だから、100,000 × 0.8」
と計算方法を考え、電卓が理解できる形へ変換します。
私たちは、ここに疑問を持ちました。
この翻訳は、本当に人間が行うべきなのでしょうか。
そもそも、計算方法を考え、計算機の入力形式へ合わせること自体が、人間にとって自然な行為なのでしょうか。
人間がしたいことは、電卓を正しく操作することではありません。
「いくら必要なのか知りたい」
「一人あたりいくらになるのか知りたい」
「20%引いたらいくらになるのか知りたい」
ただ、それだけなはずです。
そこでmicomiaは、電卓という道具をもう一度、人間の側から考え直しました。
「3000円を14人分」
「三千円を十四人分」
「さんぜんえんをじゅうよにんぶん」
考えたことを、そのまま入力する。あるいは、そのまま話す。
人間が計算機の入力方法を覚えるのではなく、計算機が人間の表現を理解する。
私たちは、その方が人間にとって自然だと考えています。
このアプリは、電卓に新しい機能を追加するために作られたものではありません。
AIを使うことや、高機能な計算機を作ること自体を目的にもしていません。
私たちが問い直したのは、
「計算するという行為は、今の形のままで本当に人間らしいのか」
ということです。
すでに存在し、誰もが使い方を知っているものだからこそ、一度その当たり前を疑う。
人間がシステムに合わせる部分を減らし、人間がより自然に生活できる形へ作り直す。
その考えから、micomiaは電卓を再設計しました。
計算式を入力するための電卓から、
考えていることを、そのまま伝えられる電卓へ。
人間がシステムの言葉を学ぶのではなく、
システムが人間の表現を理解する。
micomiaは、人間としてより自然に生活するためのシステム設計を目指しています。
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July 11, 2026
計算機能の精度改善を行いました。



