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灰の梟亭のあるじエルナは、剣が持てません。
できるのは、依頼を貼り、誰を出すか決め、送り出すこと。それだけです。
送り出したあとは、もう何もできません。
道の先で引き返すか押し通るかを決めるのは、あなたではなく、連れて行かれた冒険者たちの癖です。
無鉄砲な者は、止められても進みます。
臆病な者は袖を引きますが、声が小さいので、たいてい押し切られます。
世話焼きは仲間の傷に布を当て、強欲な者は片がつく前から足元を漁り始めます。
帰ってきた者の報告には、誰が何と言い、誰が押し切ったかが書いてあります。
それは、あなたが組んだ面子の答え合わせです。
そして時々、名簿に線を引くことになります。
死んだ者は戻りません。次に誰を送るかを、また決めるだけです。
三十年前に灰になった街と、帰らなかった先代の話。第一部と第二部で六十章あり、そのあとは終わりのない章が続きます。
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What's New in エルナのギルド
1.8
October 29, 2026
物語の中盤から先では、どの面子を組ませても合議が「引き返す」でまとまっていました。冒険者が相手の手強さを一行の腕前と比べて感じるように直したので、無鉄砲な者は先へ行きたがり、臆病な者は止めます。 誰を組ませるかで帰還報告の中身が変わります。そのぶん第二部では、先へ進んで帰らない者が少し増えます。 流れ者のカイは、帰ってくるたびに持ち帰った金貨の4分の1を取り分として持っていくようになりました。仲間が死ににくくなる点は変わりません。 設定の「はじめから」の説明に誤りがありました。取り寄せた星銀は「支払いを確かめる」で戻せると書いていましたが、実際には戻りません。はじめからやり直すと手元の星銀も消えます。説明をそのとおりに直しました。 灰被りの護符と朝の鐘と癖の説明で、実際の動きと違っていたところを直しました。 画面の説明文を読みやすく直しました。
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星銀の革袋
行商がいちばん奥から出してくる、大きな革袋いっぱいの星銀。





